遊女悲恋 ~緋衣草の章~ のバックアップ(No.11)


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レビュー

  • 花街で花魁として生きる女たち。苦界に喘ぎ、本当の愛を捨て仮初の恋に乱れ、華やかに廓に咲き誇る。そこへ女を愛する男が現れる……
  • 遊郭街『艶原(よしわら)』にあるきらびやかな遊里の中でもひときわ目を引く楼閣は舛花屋(ますはなや)。艶原の中でも一流の花魁たちが並ぶ御店。しかし、華やかな舛花屋に代々語り継がれる悲恋物語があった。
  • 時は文化文政時代の始め。
    艶原(よしわら)遊郭の初出し前の遊女たちに客を悦ばせる性技を仕込む師匠、『宗匠』として生計を立てている緋扇(ひせん)は貴女の仕込みを任される。
    専門家として決して遊女に特別な思いを抱くことはなかった緋扇だったが、貴女には何故か他の女には感じなかった『何か』を感じていた。
    その思いは一体何なのか。
    数ヶ月後、緋扇は貴女の座敷に客として上がることに決めた――。
  • 初めて契りを交わし、ふたりは互いが激しく求め合っていたことに気付いてしまう。
    しかし、艶原で生きていく限り結ばれることは叶わない。
  • 数カ月後、なんとか理由を見つけて登楼した緋扇と貴女は貪るように愛し合っていた。
    そんな時、けたたましい鐘の音が鳴り響く――――。
  • キャラクター:緋扇(ひせん)
    艶原にて、新人遊女に客を悦ばせる手練手管を調教する“宗匠”と呼ばれる職に就いている男。
    普通の町人の家(父は大工・母は和菓子屋の大店に勤務)に生まれる。十代前半よりその美貌が女性たちの目を引くようになり、色事にはまりだす。
    そんな中、元艶原の高級遊女であった某大店主人の妾に“宗匠としての才能がある”と言われ、この仕事に興味を持ち、後に師匠となる宗匠“緋笙”に弟子入り。修行を積み二十歳前後で一本立ちした。
    容姿の良さを最大限に利用し、新人遊女たちの気持ちを逆手に取るように“色恋”を利用した調教が得意で、彼に指導された遊女は最高の“艶”を見につけることができたため、艶原では人気の宗匠となった。
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